夏前のエアコン下準備!

夏前のエアコン下準備!

久しぶりにエアコンをつけると嫌な臭いがすることがありませんか?
実は、そのエアコン臭はエアコンの使い始めに原因が潜んでいます。

それはエアコン内に溜まったホコリやゴミ、カビなどが原因です。

夏本番に向けてエアコンの冷房を使う前に掃除をして、気持ちよく使い始めましょう。

エアコンを久しぶりに使う前に掃除が必要な理由

*フィルターなどの部品にはホコリが溜まりやすく、普段から蓄積されていきます。そして、掃除しないまま起動させると、溜まったホコリが室内に舞ってしまうのです。

更に、フィルターにホコリが溜まりすぎることによって、エアコンが機能しない、もしくは機能が低下するといったケースもあります。

 

*冷房運転後のエアコン内部に発生した結露はカビの育成を助けることになってしまうので、そのままにしておくとカビが発生したり、内部にお部屋のにおいが付着しがちなので清潔な空気で過ごすためにも使用前のお手入れをおすすめします。

 

*エアコンは室内の空気を取り込み、冷風や温風にして放出します。
ところが、フィルターにホコリが溜まっていると十分な量の空気を取り込めません。

余計なパワー=電力を使うことになるため、運転効率は低下し、電気代を余計に消費する状態に陥ってしまいます。

フィルターが清潔だと冷房時でおよそ4%、暖房時でおよそ6%もの消費電力を節減できると言われています。

☆☆オフシーズンの間、しばらく使わずにいたエアコンを気温の高い時期にいきなり運転すると、急なフル稼働でエアコンの各所や部品に急な負荷がかかって思わぬ故障につながることがあります。

多くの販売業者も真夏のエアコンシーズンに向け、故障やトラブルを防ぐための試運転と点検方法について案内しています。

真夏日になって久しぶりに動かそうとしたら故障していて、問い合わせると「修理は1カ月~2カ月待ち」と言われてしまっては、夏の暑い時期をエアコンなしで過ごすことになってしまいます。

早めに故障が判明すれば待つ時間は減るので夏前の試運転は大きなメリットがあります。

近年は、“例年にない暑さ”が珍しくないので、特に体力のない高齢者や小さなお子さんのいる家庭では、早めに点検しておきたいものですね。

☆☆試運転の方法☆☆

・エアコン電源のブレーカーが「入」になっているか
・リモコンの電池は問題ないか
・運転モードを「冷房」に、温度を最低温度(16~18度)に設定し、10分程度運転
・冷風がきちんと出ているか、異常を示すランプが点滅していないかを確認
・さらに30分程度運転し、室内機から水漏れがないかを確認※念のため、室内機の下に物を置かないようにして下さい。
・異臭や異音がないか確認
・外のドレンホースから水が出てていること、虫の侵入経路がないかを確認する
・室外機の周囲に空気の流れを悪くする物が置かれていないか確認し、あれば取り除く

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