健康で快適な家づくりを!
「シックハウス症候群」という言葉をご存知でしょうか?数年前から新聞や雑誌、テレビでも大きく取り上げられていますが、有毒物質によるアレルギー反応が起こる住宅を「シックハウス」と呼びます。
それによって身体に頭痛や喘息など、様々な症状が出てしまう方の病名を「シックハウス症候群」というのです。有害物質の代表格として悪名高いのが、揮発性有機化合物(VOC)"ホルムアルデヒド"です。
ホルムアルデヒドは"接着剤"などに多く含まれており、住宅の"骨組み"や、私たちの肌に触れる壁や床などの"内装材"にも多く使われています。
この他に、もっと身近なところにもアレルギー反応が出てしまう原因があります。"カビやダニ"です。
一般的にカビは「気温5℃以上、湿度60%以上」で発生し始めますが、まだ繁殖はしません。
カビが繁殖できる条件は「気温20℃以上、湿度70%以上」です。
カビが繁殖を始めると、それを食べにダニが集まります。カビの広がりとともに、ダニも増えていくのです。
ダニの死骸や糞が室内の空気に混ざり、抵抗力の弱いお子さんやお年寄りがそれを吸い込むとアレルギー反応が起こります。