住宅ローンどうなる⁉
マイナス金利が解除された2024年。大幅な金利の上昇は考えにくいですが、住宅ローン金利は今後上昇すると思われます。実際、固定金利は昨年より少しづつ上昇しています。
現在上昇はしていない変動金利ですが、金利上昇リスクのある商品ですので、変動金利を選択した場合は今後の動きに注目しつつ、リスクについてもしっかり検討しておきましょう!
【変動金利と固定金利】
変動金利は、経済状況などにより金利が変動します。
固定金利は、借入れ期間中、金利が一定です。
変動金利は固定金利よりも金利が低いというメリットがある反面、経済状況等により常に変動するため、金利上昇のリスクもあります。
金利の違いにより、どれくらいの差が生じるのか、具体的な数字で見ていきましょう!
借入れ期間:35年
借入額:3000万円
【固定金利1.5%の場合】
返済総額:3858万円
【変動金利0.5%の場合】
返済総額:約3271万円
【変動金利2.0%の場合】
返済総額:約4174万円
変動金利0.5%が継続した場合、固定金利との差は約600万円にもなります。
逆に変動金利が上昇し0・5%から2.0%になった場合、0.5%の時よりも約900万円も支払いが増えてしまいます。
ちなみに、変動金利は半年ごとに見直されます。変動金利を選ぶ場合は、金利の安さだけではなく、金利上昇のリスクがあることをしっかりと踏まえて検討しましょう!
また、変動金利ならではの条件(5年ルール・125%ルール)もありますので、しっかり理解しておきましょう!
現在、変動金利は超低金利が続いていますが、今後上昇に転じるのではないか、という見通しも強まっています。変動金利での借り入れを検討している方や既に借入れをされている方は、今後の動きを注視しておきましょう!
多くの方が35年で住宅ローンを組まれますが、現在検討中の住宅ローンで35年後に後悔しない自信はありますか?
家づくりは建てて終わりではありません。そこからご家族様とのかけがえのない日々が始まります。後悔しないための知識を身に付けてから、住宅購入のスタートラインに立つことを強くおススメしています。
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